MaaS Tech Japan

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国土交通省による「日本版MaaS推進・支援事業」の一環として当社が参画した「大丸有版MaaS事業」の報告書が公開されました


 株式会社MaaS Tech Japan (本社:東京都千代田区、代表取締役:日高 洋祐、以下「MaaS Tech Japan」) が、国土交通省による「日本版MaaS推進・支援事業」の一環として、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、株式会社NTTデータと共に実施した「大丸有版MaaS事業」(以下、本事業)の報告書が本日掲載されましたのでお知らせします。

1. 事業概要及び当社の役割

 本事業は、大手町・丸の内・有楽町(以下、「大丸有」)のエリアデータとモビリティデータを連携させ、エリア内の交通の運行情報やエリアイベント情報の提供を一つのアプリ「Oh MY Map!」により提供し、エリア内の回遊性向上や都市活動・滞在を促進するとともに、評価ダッシュボードの構築を通じて交通やエリアサービスの利用実態を把握・分析し、今後のエリアマネジメント活動に活かすことを目的に実施しました。
 本事業において当社は、MaaSデータ統合基盤(TraISARE)の提供 評価・分析ダッシュボード(MaaSコントローラ)の提供、Oh MY Map!WEBの開発を行いました。

2. 評価・分析ダッシュボードを活用した実証結果のポイント

 評価対象期間中(2021年12月15日〜2022年2月28日)、1,600強のユーザーの方にご利用いただき、17,000を超える利用データを取得し、それらデータを当社が構築した評価・分析ダッシュボード(MaaSコントローラ)で分析しました。

  • ポイント1:モビリティ情報閲覧回数
     「Oh MY Map!」は主に日中の移動で利用され、大丸有エリアにある幅広いモビリティの中でも、ドコモ・バイクシェア、LUUP、丸の内シャトルはほぼ均等の興味関心を伺えました。また、実証期間中はBOLDLYの閲覧が増加し自動運転サービスへの強い興味関心が伺えました。
  • ポイント2:モビリティ利用軌跡
     例えばドコモ・バイクシェアは有楽町周辺のポート利用が最も多い一方、自家用車での移動はエリア内の建物で停車地が分散しており、モビリティ毎に移動傾向に違いがあることがわかりました。
  • ポイント3:モビリティ×イベントの相関
     エリア内のどの交通手段がどのイベントや店舗と同時に見られ相性が良いかの評価を行いました。結果、例えばLUUPはレジャー系のイベントと相関が見られるなど、モビリティによってイベントとの相性関係が異なることがわかりました。

本事業の概要及び報告書全文は以下よりご確認ください。

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会様のサイト


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■ 本件に関するお問合せ先
広報 森
pr@maas.co.jp