【Vol.4 アーカイブ配信】Transit Oriented Developmentによるまちの未来とMaaSの関わり方

自治体/交通関係者向け:公共交通機関を基盤とする都市設計について、空間や社会全体の設計に取り組む塩浦氏を招き、まちづくりやMaaS活用・連携アイデアを議論

少子高齢化に伴い地域やまちのあり方が見直される中、車中心の社会から公共交通機関を基盤とする都市社会への転換が図られようとしています。本セミナーでは建物だけにとどまらず、空間や社会全体をデザインし、実装することを目指して第一線で活躍する、株式会社SCAPE代表かつ建築家の塩浦氏をお招きし、MTJ代表の日高とともに、これからのまちのあり方と、それを実現するためのMaaSの活用・連携アイデアについて意見を交わします。

MTJオープンナレッジカフェは、MaaS業界のレベルアップや情報共有を目的に、地域交通やMaaS、モビリティ分野のTipsの共有(オープンナレッジ)や現在進行形で活躍されている有識者や専門家を招き多角的な視点から議論を展開、参加者が新たな知見とアイデアを実際のビジネスやプロジェクトに活かせるようなコンテンツを提供するセミナーシリーズです。 
第4回目となる今回は、「2025年問題」が叫ばれる2025年を迎え、少子高齢化が一層加速し、各地方のあり方も見直される中、誰もが持続可能的に住み続けられる都市設計に焦点を当てます。日本はかつて車中心にまちが設計され、我々の移動手段も自ずと自家用車に依存する傾向にありますが、公共交通機関を基盤とするTODという考えの元、移動サービスを気軽に利用しやすく、そしていつまでも移動しやすいまちづくりを進めようという動きが活発化しています。第4回目となるMTJオープンナレッジカフェでも、交通やデベロッパー、自治体、モビリティなどさまざまな領域にとって関わりしろがあるとともに、ホットな注目トピックとして触れていきます。 

当日は、塩浦氏からTODを取り入れた都市設計や実際の事例、それによるメリットや今後のまちのありたき姿などについて解説いただきます。あわせてMaaS領域のフロントランナーとして活動するMTJ代表 日高も登壇し、塩浦氏が描く都市設計とまちについて、MaaSがどのように活用や連携ができるかの可能性やアイデアについて深掘りしていきます。

「公共交通機関を中心とする持続可能なまちの未来像について知りたい」「都市設計においてMaaSや交通サービスがどのように活用されていくのかを考えたい」など、未来の地域社会やまちとMaaSの関わり方を一緒に考えていく1時間のセッションです。

セミナー概要

視聴方法Youtube限定公開
参加費無料
対象者・自治体関係者
・交通事業に関わる担当者
・まちづくり関連事業の担当者
・最新の交通トレンドを知りたい方
・地域交通や移動の未来に関心がある方
内容・SCAPE代表 塩浦氏による講演:TOD観点からみる、日本のまちの現状や変化と未来像
・MTJ 日高による講演:まちづくりと、MaaSの活用や連携アイデア
・トークセッション&質疑応答
主催株式会社 MaaS Tech Japan
備考本セミナーは2025年3月14日に開催されたものです。
登壇者プロフィール

塩浦 政也 氏(株式会社SCAPE代表取締役 一級建築士 建築家)
1999年株式会社日建設計に入社し、東京スカイツリータウンやトヨタ自動車ヘッドクオーター等の設計を担当。その中で“「箱」を作ることだけがこれからの建築家の仕事ではないはず”と考え、空間における人々の行動を活性化することを目的とした包括的デザイン “Activity Design”を掲げ、2013年に「Nikken Activity Design lab」を設立した。東京メトロ、三井不動産等の組織や事業のブランディング、コンセプトデザインを担当するほか、世界都市のパブリックスペースに関する研究成果を発表。
2018年、株式会社SCAPEを設立。「22世紀の景色(=SCAPE)を作る」をテーマに、建築家の活動領域を拡張し、未来を実装する活動に従事している。

https://scape-inc.jp

日高 洋祐 氏(株式会社MaaS Tech Japan CEO) 
日本国内の価値あるMaaSの社会実装を目指しスタートアップとして株式会社MaaS Tech Japanを起業。国の委員会や行政アドバイザー、官民含めた事業活動を通じて未来の理想的な移動社会の実現に向けて精力的に取り組む。

https://www.facebook.com/yosuke.hidaka.54/?locale=ja_JP

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